長野県の雪はどのぐらい?
はじめに、長野県の冬はどこでも多かれ少なかれ降雪があります。気温も低くなるので、光熱費や冬のスタットレスタイヤなどは冬の必需品と考えてください。ここは絶対なので、予算を削ろうと思ってはいけません。
ですが、長野県は移住したい自治体として注目を浴びる市町村も多く、信州移住を検討する方も多いと思うので、降雪量の多い少ないは確認必須要件だと思います。
次に、住みたい地域の降雪量や冬の低温がどのぐらいになるかを前もって確認することをお勧めします。
Kazenoyaは大町市で移住定住のボランティアに関わっていて、移住相談をうけることもありますが、時折「雪は多いほうがいい!」、「北海道出身なので雪道運転は心配していません」という声を聞くこともあるので、自分の好みや忍耐力、体力(雪かきは体力仕事です)、生活スタイルに合わせた地域を選ぶと、移住後の「こんなはずじゃなかった!」を防ぐことができるのかな?と思います。
信州安曇野は豪雪?大北地域の降雪量
では、松本平〜安曇野市、北安曇郡周辺の雪は、一体どのぐらいでしょうか?
結論を言いえば、これまた地域で雲泥の差があります。
大北地域は広く、白馬村や北にある小谷村は‘98年に開かれたNAGANOオリンピックの公式会場となったゲレンデなど、大きくて有名なスキー場も多くかなりの豪雪地帯として知られます。
ですが、安曇野市などは降雪はありますが、道路の雪はすぐに解けてしまうことも多く、間違えても〝豪雪〟といった雰囲気ではありません。
もちろん、冬のスタットレスタイヤ装着は必須ではありますが、雪道運転が得意ではなくても、夜間の走行を避けることが可能という生活スタイルならば、あまり気にするほどの積雪量ではない地域になります。
ということで、松本平〜安曇野市、北安曇郡周辺に移住を考えるならば、地域をじっくり選ぶ必要があります。
動画は過去の降雪時に撮影した車載動画です。検討材料に見ていただけると嬉しいです。
大町市〜松川村まで
大町市の裏道(雪がかなり多め)から高瀬川の堤防道路を通って道の駅安曇野松川「寄って停まつかわ」(路面にほぼ雪はない)までの車載動画です。
降雪量の違いにも着目してもらえたらと思います。