小布施(おぶせ)町まで信濃大町駅から65.4km・1時間36分。
ローカルテレビ番組で紹介していた「栗庵風味堂」の〝くまさん焼き〟を目指して週末ドライブしました。この日は晴天に恵まれて、素晴らしい眺めを楽しみながら行くことが出来ました。川沿いの堤防道路からの青空は、天が広くて最高です。曇野とはまた少し違った風情ですね。
小布施というと、モンブランのお菓子や、栗と北斎の街のイメージが強いけれど、実は栗やモンブラン以外にも、「ブラムリー」という調理用のりんごや、すっぱいさくらんぼ「チェリーキッス」、信州ぶどうの生産も盛んだったりと、くだものの名産地。

実りの秋に行くにはぴったりの街です。この日は、栗には少し早かったけれど、ぶどうも買うことが出来て大満足でした!
「くまさん焼き」以外にも熊が大量出没!?笑
小布施についてすぐに、目指すくまさん焼きを発見したのですが、そこには「熊出没注意」ののぼり旗が(笑。他にも「くまさんもなか」や「アルクマ栗もなか」など、可愛らしいくまさんだらけ。「くまさんもなか」の半身(笑)をあしらった可愛らしいパフェを見つけてしまい、そっちを先に食べてしまいました。

母はせっかくなので「チェリーキッス」味を。夫はモンブランのような栗餡の乗った「栗づくし」、息子は「ストロベリー」をチョイス。くまさん焼きももちろんおいしくいただき、お腹いっぱいの大人たち。(息子には足りなかったようで、帰りの車でしっかりお弁当を食べていましたが…)

そもそもモンブランとは?
モンブランは、ケーキの名前だと思っていましたが、フランスとイタリアの国境にあるアルプス山脈の「モンブラン」が由来なんだそうです。なので、栗ではなくても「モンブラン」という名前がついたお菓子があるのは、そういうことなんですね。
小布施の栗のお菓子は人気すぎて…
小布施で有名な栗のモンブランや栗餡を使ったお菓子は、テレビなどで有名になりすぎて人気が高く、並ばなければいけないものなどばかりで、なかなか食べられません。今回は、栗やモンブラン以外のおいしい果物にたくさん出会え、お買い得に買うこともできてとても再満足でした。(気軽に並ばずに買うことができる焼き栗などもあります)
小布施の観光地の栗やモンブランはちょっと手が出なくても、周辺のスーパーや地場産などでもおいしい栗がたくさん売っているのが、長野県の田舎暮らしのいいところ。なんなら、ご近所さんからおすそ分けの栗をいただくことも少なくないです。
そんな栗はゆで栗にして冷凍庫へ。
時間のある時に解凍して実をスプーンでくりぬいて、モンブランクリームを手作りしちゃいます。