旧鬼無里(きなさ)村。現在は長野市鬼無里になっている、山深くの集落にある、おやきの名店「いろは堂」。お取り寄せもできる、長野土産にもピッタリの逸品です。
地元では知らない人はいないほどの、有名店。小腹が空いたときの軽食にもいいので、よく贈り物にも使っています。
おやきってなぁに?


ウィキペディアによると、長野県の郷土料理ということになっています。
おやき(お焼き、御焼き)は、小麦粉・蕎麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で小豆、野菜などで作った餡(具材)を包み、焼いた食品である[1]。形状は円形で、直径8~10cm程度が一般的。長野県の郷土料理として知られる。
Kazenoyaももちろん、長野県に来て初めて食べました。最初は、まんじゅうみたいな形から、甘いものを想像して食べるので、ちょっと違和感がありましたが、今では大好きになりました。
もともとは、北信や安曇野地域が発祥のようで、安曇野~白馬村でもよく食べられたそうです。北信の丸茄子を輪切りにして味噌と一緒に包んだおやきなど、県内でも地域によって特色があります。
長野県は高地が多くて、その昔は稲作が貴重だったため、粉食文化として発達したものです。
Kazenoyaの住んでいる大町市でも、冷たい山の水を温める「ぬるめ」という施設ができて、稲作が広まったのだと聞いたことがあります。「ぬるめ」は今は、親水施設「わっぱらんど」になっています。
山道ドライブも楽しめる、おやき店
鬼無里までは、Kazenoya宅からは車で1時間弱。大町市美麻地区の山道抜け〜からの小川村経由、ほとんどずっと山道ドライブコースです(笑。
おやきに良いイメージを持たない県外の人でも、ここのおやきはおいしくいただける。
それぐらい〝別格〟なおやきが、ここ「いろは堂」のおやきです。


↑写真は本店の外観です。
私が長野に来たての時は、おばあちゃんがお店番をしているような素朴なお店でしたが、今では別館?カフェ、さらには長野インター近くに「OYAKI FARM」もできて、大きなお店になりました。
当時は「これ形が悪くなったやつ、サービス」といろいろ持ってきてくれて、今でもその名残のサービスが残っています。
個人的なオススメは「かぼちゃ」。メチャウマです。
薄い皮とたっぷりの餡が特徴。春限定の「こごみ」や「ノビル」、秋限定の「舞茸」もオススメ。
ちなみに「鬼無里」は、かな〜りの田舎です(笑。
近くには、農産物直売所と食事処、資料館があります。
上の動画では、OYAKI FARM(おやきファーム)にも行っているので、よろしければ見てくださいね。