大人は有料だけど子どもは無料の入園料
北アルプスの雄大な自然の中に作られた国営公園「国営アルプスあづみの公園」。
近くにこんな素敵な公園があると、子育て世代には本当にうれしい限りです。わが家も子どもが小さいころは、とってもお世話になりました。
特に、「大町・堀金地区」は、自宅から10~20分ほどの距離にあることと、子どもの入園料が無料なこともあり、さらには小さい子どもに人気の見どころが多いことから、よく利用していました。
大人はひとり450円ですが、年間パスポートもあるので、知人ファミリーの中には持っている人もいました。年に10回以上使うなら、年パスがお得だと思います。

小さな子どもに人気の「大草原の家」
なんと言っても、お目当ては「大草原の家」。雨の日でも子どもを遊ばせられる大型遊具を内包した建物は、一度連れていくと大好きになってしまうほど、親子連れには人気の施設です(少なくともわが家はそうでした)。最下層にはボールプールがあるアスレチック型のような作りで、3回まで遊具で登っていくことができます。
館内は空調も快適で、飲み物とパンの自販機もあり、お弁当持ちで出かけても座って食べられるきゅけいエリアもそこそこ広いです。

もちろん屋外の林間アスレチックも
その大草原の家からほど近い開けた場所は「アルプス大草原」と「アルプス広場」になっていて、子どもに人気のイベントなどが開かれます。広場横の林の中には「林間アスレチック」もあって、夏の強い日差しをよけて外遊びもできます。冬のそり遊びや、夏の水遊びなどの催しがあったり、わが家も子どもが小さいころには、消防フェスタやヒーローショーなどに来た思い出があります。

空中回廊は歩きやすくて◎
公園内はとてもキレイに整備されていますが、それよりもさらに歩きやすいのは「空中回廊」で、森の木々の葉を目線の高さで眺めながら、歩くことができます。空いている日にはある程度子どもを自由に歩かせることができるのですが、途中にある「くもの巣遊具」をすごいスピードで下ってしまった時には追いかけて捕まえるのがやっとで、このまま迷子になってしまうかと冷や汗が出た、今ではちょっと笑いごとになっている思い出です。この空中回廊を歩いて、「大草原の家」まで行くことができます。


森の体験舎でクラフトや食体験
空中回廊の途中にある体験施設「森の体験舎」で、木工や食体験などができます。わが家は子どもが小さいころ、ここでピザ作りをしました。それまであまり食べなかった野菜がたくさんのったピザをパクパク食べ、とてもいい一日になりました。
市内の学校や保育園でも、遠足で国営アルプスあづみの公園に来る際には、この体験舎でのクラフト体験などをすることがあり、わが家にも子どもがここで作って持ち帰った木工クラフトが飾ってあります。


ロードトレインに大興奮!
空中回廊で行ける大草原の家までは、グリーンシーズンは「ロードトレイン」も通っています。乗り物好きのキッズは、ちょっとだけ遊園地気分が味わえるし、歩くのは疲れてしまう…という祖父母も、ロードトレインに乗れば3世代で大草原の家まで楽々と行けてしまいます。
下の動画は子どもが大きくなってから夫婦で出かけたときのもの↓
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