海なし県の長野県で、古事記にも“諏訪の海”と歌われる諏訪湖。水辺好きの息子が行きたがらないわけもなく、家族で時々、諏訪湖観光を楽しんでいます。信濃大町駅からは1時間半程度で行ける気軽さで、日帰りドライブに最適です。
諏訪湖グルメといえば「鰻」
長野県ウナギの名産地といえば岡谷市が有名ですが、その隣の諏訪湖畔にもたくさんのうなぎ屋さんがあります。
家族で諏訪湖観光を楽しんだとき、「食べたいな」と思ったのですが、ランチ時間を過ぎていて、食べることができませんでした。
お店も何を基準に選んでいいのか?そもそもファミリーで気軽に入れるのか?も不安で、敷居が高かったのもあります。
この時は湖畔を中心に諏訪湖観光を楽しみました。諏訪湖は“観光地”といった雰囲気で、大町市の仁科三湖とはまた違った良さがありますね。バッタソフトも衝撃でした。
諏訪湖で鰻は食べられた?
この時は、上にも書いた通り、諏訪市内のお店でうなぎを食べるのはあきらめたのですが、帰り道にちょっと面白そうなお店を発見しました!
岡谷市にある「丸共 清水屋川魚店」は、Googleマップでみつけて立ち寄ってみましたが、この日は店休日でした。
調べてみると、地元の方たちが、ほぼ予約で鰻を買いに来る老舗のようでした。地方発送もできて、近くのお弁当屋さんで白飯を買って湖畔で「うな重」や「鰻弁当」にして食べる猛者もいるとか?これは次回は必ず立ち寄らねば!と決心したのでした。
そうだ!諏訪大社観光の帰りに鰻を買おう!
諏訪を舞台にしたアニメ「逃げ上手の若君」を見ていて諏訪に興味をもった息子が、急に諏訪大社に行きたいと言い出しました。
後で調べたらアニメの舞台は・上社前宮だったようですが、これまで一度も諏訪大社に行ったことがなかったので、とりあえず本宮に行くことに。
もちろん、親の狙いは帰りに岡谷に寄って、鰻のテイクアウトを買うこと(笑)
岡谷市の観光情報サイトによると、岡谷は古くから鰻の消費量もトップクラスで、鰻の町として知られているようです。
岡谷市は諏訪湖畔に位置し、天竜川の始点を有するまちです。諏訪湖や天竜川では昭和初期まで うなぎが取れ年間約38トンもの漁獲量がありました。古くから市民にうなぎが食され、消費量 も全国トップクラスで、うなぎ屋や川魚のお店が数多くあります。 うなぎ料理に関しての先人の研究、努力と、その伝統を受け継ぐ現在のうなぎ取扱店の研鑚によ って、こだわりのある岡谷独自の味と料理を創り出しています。 また、岡谷市では冠婚葬祭や保育園・小学校・中学校の給食にもうなぎが食べられています。
岡谷市民の消費が多いので、岡谷には気軽なテイクアウトも多いのかも。このお店以外にも、「テイクアウトうなぎ」ののぼり旗を、みつけることができました。