フジバカマの使い道|毒性もあるので気を付けて!犬猫には危険な植物

フジバカマ(藤袴)は、秋の七草にも名を連ねる日本古来の植物です。乾燥させるといい香りがして衣類の防虫などに利用したり、その見た目の美しさから古くから観賞用としても好まれてきました。
現在では濃い桃色の美しい花はアサギマダラを呼ぶ花としても知られ秋の里山に風情を添えます。




クマリンのいい香り…でもこれ、実は

フジバカマは生葉や生の花からは香りませんが、生乾きや乾燥で全草からクマリンのいい香りがします。アロマのいい香りというよりも、日本人ならばお腹の空く方のいい香り(笑)。“桜餅”が食べたくなる香りです。
でもこのクマリンという成分、実は肝毒性があるそうです。人間では大量摂取するようなことがなければ大丈夫みたいですが、猫や犬などの動物にはかなりの猛毒。気を付けなければなりません。なんと、遅効性の殺鼠剤にもなっている成分なんだそうですよ。

蒸留水なら危険なく使える「フジバカマウォーター」

わが家には元野良の保護猫2匹がいるし、茶葉として利用するのは生薬としての知識も必要。風呂に入れるというのも湯上りの手を猫たちが舐めると…と、ちょっと注意が必要かな?と、庭で採取したフジバカマの使い道を思案していました。こぼしたりしても慌ててしまいそうです。
その点、ハイドロゾル(hydrosol)とかイドロラ(Hydrolat)と呼ばれる、精油じゃない方のアロマテラピーの一端を担う「芳香蒸留水・フローラルウォーター」の方ならば基本的には禁忌はないと言われていて安全。(※含まれている成分がほんの微量なため)なので蒸留水にして利用することにしました。
蒸留する時には注意が必要ですが、日常的に使うときに気を使わなくていいのが嬉しいです。

※MIX蒸留の香りは…微妙な仕上がりでした( ;∀;)




生薬名は蘭草(らんそう)で外用では肌のかゆみなどに効くとされています。
井上重治さんの著書「サイエンスの目で見るハーブウォーターの世界」には、蒸留水・フジバカマウォーターの白癬菌などへの抗菌性やマダニなどの昆虫への忌避・殺虫効能なども記載されています。

蒸留水を手軽に作るなら…お鍋でもできますよ↓
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昔ながらの香り袋も

今回はすべてを蒸留してしまいましたが、今後もっとたくさん収穫出来たら昔ながらの利用法として「香り袋」も作ってみたいです。クローゼットなどに忍ばせて万葉のロマンを満喫してみたい( *´艸`)
袋に入っていて齧る危険もないクローゼットの中なら、猫飼いでも取り入れやすいフジバカマの利用法ではないかな?と思っています。




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