虫よけの使い方は天然もケミカルも一緒!?ムラなく塗ることで効果UP

アロマの虫よけは効かない…はホント!?

「虫よけは殺虫成分のディートが心配だから、安全なアロマで手作りしています」と、子育て中のママさんなどからよく聞く言葉です。赤ちゃんの利用には月齢の制限(生後6か月以上)や使用回数(12歳までは1日1回まで)の制限があったりと、注意事項も多い虫よけですが、虫に刺されるのも危険なので、できるだけ手作りで…と考える母たちの気持ちもよくわかります。
しかし、「アロマだと効きがイマイチで…」というのも、やはりよく聞く言葉だったりします。
アロマの虫よけは本当に、ディートの虫よけに比べて効きがよくないのでしょうか?




手作りもディートも塗り方の問題だった!

実は一概にそうとも決められないようです。
田舎暮らしのくせに、実はインドア派なわが家は、あまり虫よけを頻繁には使ってきませんでした。子供が赤ちゃんだったころは安全面でも心配だったことと、私もアロマを使うので、手作りしてみたりもしていました。
しかし!子どもが小学校に上がり、5年のキャンプに行くとなったとき、かなり虫の多い場所だったこともあって「ケミカルのものを持たせた方がいいのでは?」買ってみることに。
いざ、商品を買ってじっくり読んでみると…そこには「しっかりとたっぷり塗って塗りムラをなくす事で、より効果的にお使いいただけます」みたいな注意書きがあるではありませんか!
ディートの虫よけはどうやら香りで効かせるものではなく、素肌に塗り込むことで効くものらしく、塗り残しがあるとその塗り残しエリアを探して刺すのだそうです。

ディートの10倍の忌避効果!?キャットニップ

キャットニップウォーターの虫よけは、インターネットなどで調べると、ディートの10倍の忌避効果だと書かれていたりして、その効果を期待して自作の芳香蒸留水を使ってみました。
使用しての感想は…「やはり自然のものは効きがイマイチなのかも」と思っていたのですが、「待てよ、キャットニップウォーターも塗り込むといいのでは?」と調べてみると、やはりビンゴ!
さっそく手にたっぷりと取ってムラなく塗り込んで使ってみると…あら、市販品と同等程度の効果を感じることができました。
もちろん汗で流れてしまうと効果が切れて刺されてしまうので、そこは改善の余地ありですね。
さすが、市販品は汗でも流れにくく効きの効果が長く続きます。




←庭のキャットニップで芳香蒸留。
たったひと株でも、とっても茂ります。




以外な副作用、愛猫が床に転がる転がる…

このキャットニップウォーター。
ネペタラクトンという成分が忌避成分らしいのですが、「猫にマタタビ」と言われるマタタビの成分はネペタラクトール。響きがとても似ていますよね。キャットニップの方のネペタラクトンも猫用爪とぎについてくるマタタビ粉ほどではないものの、猫ちゃん狂喜乱舞の大好物のようです。
ということで、室内で使うと猫たちが寄ってきて床に転がりまくるので、家を、出てから使う羽目に…
転がっている猫を見るのは可愛いのですが…ちょっと思わぬ副作用がありました。

↑動画はキャットニップウォーターがついた床に大興奮するルカさん

↑生葉の方は効果が薄そうです。
マタタビやキャットニップはすべての猫さんに効果があるわけではなく成猫の50~70%ほどがゴロゴロなっちゃうみたい。

アロマの虫よけは気を付けないとハチを呼ぶ!?猫に有毒!

塗り込むタイプではなく、精油で作る香りで効かせるアロマの手作り虫よけの中には、ハチを寄せてしまう可能性があるものもあるので、気を付けて作りましょう!
芳香蒸留水は今のところ、禁忌がないといわれますが、もし精油を使う場合は特に、よく利かせようと精油の濃度を上げる際などには特に、香り成分の種類をよく見て、調べて使うことをお勧めします。
また、猫には有毒な成分の精油もあるので、塗った個所をなめられたりすると危険です。
特に精油には禁忌がいろいろありますので、正しい情報を得て作るようにしてくださいね。

アロマで作る蚊よけスプレーの注意点!猫飼いさんはキャットニップウォーターを




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