ずぼらDIY断熱★プラダン・ポリカなど…寒冷地&昭和な中古住宅住みが教える知恵いろいろ

まず、信州の冬の生活費は高いです!

長野県の中部エリアに位置する安曇野地域は、目が当てられないほどの豪雪地帯ではないものの、冬に雪はつきものです。
車のタイヤはスタットレスタイヤが必須ですし、ガスや電気代、暖房費などの冬の光熱費は命に関わるライフラインです。
1年で最も寒いのは年末寒波頃から年明け1月の中旬頃までで、その頃には1日中マイナスの低気温になることもあります。
なので、暖房費だけでなく凍結防止のヒーターや給湯器の光熱費まで、冬期間はいろいろな光熱費が爆上がるということを覚悟しておかなければなりません。
もちろん、命に関わるため冬の光熱費があがることは避けられませんが、逆に、夏は夜中まで暑いのはお盆前の一時だけなので、夏のエアコン代は都市部に比べて安くすみます。

DIY断熱が思ったより効果的だった

さらには、わが家のように昭和時代に建てられた古い家にだと、高断熱・高気密の現代建築と違い、すき間風などが気になります。
ですが、「建て替えかリフォームしないと根本的に無理だろう」と決めつけるのではなく、試しにポリカーボネートやプラスチック段ボール(プラダン)などで細々とDIYで対処していると、かなり断熱効果が上がりました。
なので、障子やふすま、窓のサッシなどはぜひDIYで断熱を施して住むことをオススメします。
この動画の時は、猫の爪対策としてプラダンをポリカに貼り替えましたが、プラダンでもかなり寒さ対策には◎ですよ。




ただ、プラダンは太陽光には弱く、窓の内側にある障子をプラダン化したものは、2〜3年で劣化してボロボロになりました。和紙は阻害線に強いのか、障子の和紙の破れているところほど劣化は早く、和紙と2重で貼ってあるものは劣化が遅くなります。

驚くことに!畳の下は断熱材なしでした




日本家屋は〝家の作りやうは、夏をむねとすべし〟と言われるぐらいなので、古い家では断熱材が全く入っていないこともあるようです。
空き家を購入して住む方はその辺りを確認されることをお勧めします。
恐ろしいことにわが家の場合は畳の下も、断熱材が入っていませんでした。そりゃ寒いはずだ(笑。
断熱材どころか、根太の上の板材はすき間だらけで、すごく驚きました。虫も入ってくるというものですwww 
この時は、Kazenoyaが「名前を言ってはいけないあの…」と恐れる、東の帝王昆虫(西のクロゴキブリVS●●●●●)がしっかり映像にも映り込んでいました(怖
以下の動画は、透湿防水シートを貼り付けてさらに断熱材を入れてコンパネを打ち付け、さらに上から「床貼名人」というカンタンに貼れる床材シートを貼って仕上げた時のものです。この床は掃除もしやすく、保護猫を迎えるわが家にはピッタリでした。




最後に、移住前に全てのリフォームを終えてから入居するのがいいのですが、予算や移住のタイミングの問題などで難しいこともあるかと思います。
チマチマしたDIY断熱もとても有効なので、ぜひお試しください!

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